「加藤一二三」九段

「将棋界で生きる伝説」といえば、
羽生善治名人。
しかし、
「将棋界の裏の生きる伝説」といえば、
加藤一二三九段。
彼しかいない。
愛称は「ヒフミン」

様々な逸話の持ち主。
まぁ、本当か嘘かワカランような伝説だけど。
こちらが簡単な「加藤一二三」先生の説明。

先生の解説は何言ってるか意味不明。
こちらが「加藤一二三」先生の解説。
うん、ほとんど理解不能だな。

大盤解説の後、
連盟の前でバッタリ遭遇。
丸くて小さい初老の男性がトコトコ歩いてくる。
デップリ突き出たお腹をユサユサゆらし、
プリプリ歩く姿を見たとたん、
息が詰まるような思いがした。
とってもキュート。
お人形が動いてるみたい。
「・・・あれは、生きる伝説じゃねーか」


関係者入り口に入ろうとするヒフミンに勇気を持って話しかける。
「先生、写真撮らせてもらっていいですか?」
ヒフミンは笑顔で快く応じてくれた。
「いいですよ。」
聞き覚えのある声。
ああぁ、ヒフミン!!!!


写真を一枚撮らせてもらって、
握手もしてもらったよ。
肉厚な手のひらの感触を感じたまま、
礼を言ってその場を離れた。
やったぜ、俺!!!
ルンルンで電車に乗りこむ。
「俺、ヒフミンと会ったんだよね」
回りの人にそう自慢したい衝動に駆られる程。
電車に揺られながらのステキな幸せの時間でした。
ソレくらい嬉しかったのに。
なんと。
・・・写真がありません。
保存し忘れました。
家帰ってきて血の気が引いたぞ。
浮かれ過ぎた。
俺、何やってんだよ。
ド後悔。
自己嫌悪。


先生、ごめんなさい。
生の先生はso cuteでした。
またお会いしたいと思います。
ああぁ、俺はアホやぁ。