禁煙は続くよ、どこまでも

私、禁煙を続けるために色々やりました。

  1. 歯を磨いて口を清潔に保つ
  2. ガムを噛み続ける
  3. 煙草のことを考え出したら運動する
  4. 他人の煙からは逃げる
  5. 煙草を吸う人、煙草を吸ってる人が写ったテレビ画面は見ない

本読んだり、人の話聞いて得た知識の中で「コレは良さそう」ってことは片っ端から試したなぁ。
ユニークだったのはコレ。
上司の一言。
「小学校の時に保健室に『煙草を10年間吸い続けた人の肺』って模型なかったか?煙草が吸いたくなったら、あの茶色く黄ばんだ肺を思い出したらエーで。吸う気なくなるからさ。」
…そんなん保健室にあったか?
ググッてみたら出た。

真っ黒な肺。
確かに、コレ見たら吸う気なくなります。
どの方法が効果があるってのは個人差があるもの。
禁煙に挑戦する人は色々試してみればいい。
自分的に効果があったのはコレ。
「歯を磨いて口を清潔に保つ」
今では歯磨きマニアだもんな。
まぁ、とにかくさ、禁煙って大変だよ。


今日、禁煙を始めた友人に会った。
そう、この友人。
http://d.hatena.ne.jp/minamidaira/20090416/1239880587
「辛かったのは最初の一ヶ月だけだったよ。むしろさぁ、煙草辞めたらね、口の中が粘々しなくなったのが嬉しいくらいさ。」
笑顔でアッサリ答える友人は非常に頼もしい。
「ニコチンパッチも思ったより効果があったよ」とのこと。
…まだ禁煙続いてんのか。
挫折しないかワクワクしてた俺には、ちょっとばかり残念。
「途中でクジけたら面白いのになぁ」と友人の前でつぶやけば、
「おい。俺はね、モウ吸わねーんだよ」と真顔で答えやがった。
…頼もしい&残念。


私の経験から言わせてもらえばね、
前向きに「禁煙」と向き合ってる時は禁煙は続きます。
「壁にブツカッタ時が注意」です。
コノ壁、まったく煙草とは関係のないものです。
言うならば「『生活の壁』にブツカッタ時が注意」ってことです。
一生懸命やってんのに仕事がうまくいかない、
家庭で些細なことでケンカばかりする、
長年付き合ってた彼女にフラレタ、
そういう「うまくいかねーなぁ」って時に煙草の味を思い出したります。
「生活の壁」にブツカッて、モヤモヤしたモノを抱えたままの家への帰り道、自分にとっては、コレが一番危険な時間帯でした。
そんな帰り道は煙草の事が頭から離れないんだよね、気を紛らすためにさぁ、すれ違う車の数を数えたりしたなぁ。
煙草の味そのものではなく、苦しい時の捌け口として煙草の味を思い出すんじゃないかなぁ?
煙草を辞めて数年の私ですら「壁にブツカッタ時」は未だに煙草の衝動にかられたりしますから。
君は気楽に頑張ればいいさ。
一年間禁煙に成功したら食事おごってやる。
いや、俺が作った中華のフルコース食わせてやる。
「イラネー」とは言わせねー。