敬老の日


せっかくの敬老の日
日頃の感謝の気持ちを婆さんに伝えたい。
何か婆さんが欲しいものを買ってあげようか?
そう思って婆さんに電話した。
婆さんよ、ナンカ欲しいものあるんか?
「うーん、欲しいもんか?あるよ」
何?言うてごらんよ。
「今、一番欲しいものはなぁ、若さや。
出来ることなら10歳、いや50歳ほど若返りたいなぁ。
若いってことは素晴らしいことなんやで。
若いってことがどんなにステキかってことをなぁ、
アンタら若いモンはようワカランのやろうて。
若いことをエエことに毎日無駄に過ごしたらアカンのや。
そんなことしたらバアチャンみたいなってくんやで。
つまらん人間の出来上がりやわ。
アカンでぇ、若さの無駄使いはアカンわ。
あんたも気をつけるんやで。
何度も言うけどなぁ、バアチャンが今、一番欲しいものは若さや」
なんだか思わぬリアルなプレゼント要求をされてしまい困りました。
若さってさぁ、高島屋には売ってなかったよねぇ?
てなわけで、敬老の日のプレゼントは結局ナシでございます。
電話したから、まぁ、イイかな?