ネット上にこそ本当の自分?

モウ一人の自分に「こんにちわ」

あるブログを見ました。
そのブログは個人の日記ブログ。
そこには、本人が公の場で普段自分が言えないことばかりのってました。
簡単に言えば、ネットで世間に毒ついてんだな。
時には落ち込んだ状態の自分をアップしてみたりしてね。
まるで、ネット上にこそ「本当の自分」があるような語り口。
本人は普段抑えている自分をブログでさらけ出しているつもりなんだろう。
「本当の自分」を知って欲しいんだろうなぁ。


これって危険じゃなーい?


夜疲れて家に帰ってきて、ビール飲みながらpcの前に座る。
そんな時、抑圧されてた自分がムクムク動き出す。
その気持ちはワカランでもない。
しかし、そんなこと続けてたらモウ一人の自分がネット上で育ってしまうよね。
モウ一人の自分が暴走しだしたら、精神的にバランスが崩れますよ。
「ある日気が付くと僕が2人」ってことにならん?
「こんにちわ、俺」ってことにならん?
人格が分裂しちゃう危険を感じるの。


「ネット上にこそ本当の自分」


こういうやり方は少なくとも俺の趣味ではない。
そもそも、ネット上のソレって「本当の自分」なの?
「我がままで寂しい自我」と「本当の自分」を履き違えてはいけない。
そういうブログには危険&きな臭い香りが漂って仕方ない。
「送り手の暴走」
「むき出しの本音の垂れ流し」は健全な行動ではない。
むしろ、危険な行為だと思いますの。


しかしながら、結構コノ手のブログって多いんだ。
特に20代の若者のブログに多いのさ。
そいうのを目にするとガッカリします。


というわけで、私のブログの方向性。
「ネットの世界でモウ一人の自分を育てない」
コレで行きます。